日帰りで治療をすることが出来るレーシック手術ブログ：20 11 16
育ち盛りのお子さんを持つ家庭の朝方食を調査した、
あるグループの資料を見て愕然としました。
カステラひと切れ、プリン１個、菓子食パン１個…など、
それぞれ朝方食とは言いがたい内容であるだけでなく、
そういう家庭があまりにも多いのです。
長期間の調査資料から、
それらが稀ではなく、日常だということもわかりました。
朝方食は大切だと理解し、
栄養バランスを考えているというお母さんが用意する
貧しい朝方食…
食べないよりマシ…なのでしょうが、
これではご飯ではなく、食餌ではないでしょうか？
一日の始まりに
「餌」を食べさせられるお子さんに、
心の豊かさを求めるのは酷なことかもしれませんね。
ご飯を通してお子さんたちは、
味やマナー、季節や文化を学びます。
それは、一日にたった三回しかない貴重な機会です。
心もからだも逞しく！、自立した成人に！…と導くのは、
そんなメッセージがこめられたご飯です。
「人生は朝方食からスタートする」
こう言っても良いものだと思うんですよね。
みなさんは、
「イングリッシュ・ブレックファースト」
ってご存知でしょうか？
イギリスの朝方食のことですが、それは立派なものです。
くだもの・シリアルとミルク・くだものジュース・ヨーグルト
ベーコンやハム・卵・温野菜・サラダ・食パン・紅茶…
料理の評判があまりよくない国ですが、
朝方食は完璧なものです。
これを日本人が真似てボリュームを減らして作ると、
簡単な食パン食メニューになり、
さらに手抜きをすると菓子食パン１個の食餌になります。
食パン食も洋食も否定はしませんが、
別の気候風土と歴史の中で食べ継がれた他民族のご飯を真似るのは、
無理があるような気がします。
